チネローテル 映画感想ブログ

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【映画感想】クベーラ(ネタバレ有)_挑戦を感じるが調理しきれていない

こんばんは、チネローテル大家です。ブログの更新が滞り気味ですみません! 映画館には通えているのですが、なかなか更新の時間が取れず……。自分のペースにはなりますが、ちまちま記事を書いていきますのでよろしければお付き合いのほど。

今回はインド映画です!

 

映画『クベーラ』の感想です。

簡単あらすじ

ムンバイの実業家であるニーラジ・ミトラーは、目的のためなら手段を選ばない男だった。ベンガル湾に眠る石油を独占したい彼は、元中央捜査局の敏腕捜査官ながら冤罪で刑務所にいるディーパク・テージを釈放し、彼に裏金のマネーロンダリングを託す。ディーパクは物乞いを適当に選別し、彼らの身分を利用しペーパーカンパニーを作って資金洗浄を目論む。選ばれた物乞いの青年デーヴァは、物乞いにも敬意を払うディーパクに信頼を寄せていくが……。

※上記は、筆者チネローテル大家によるオリジナルのあらすじです※

Filmarks短評

評価:★★★(星3)

 

ネタバレなし感想

■新しいインド映画を作ろうという気概

インド映画の定番といえば、やはり「豪快なアクション」「最強の主人公」「ダンス」あたりかなと思うのですが、本作はその辺りが割と控えめ。主人公は二人ですが、片方は物乞いで身体能力も高くなく、ただ人より記憶力が良い心優しい青年です。もう片方は強くはあるのですが最強というほどでもない感じ。

この辺りはある意味マンネリともいえる売れるインド映画を少し崩そうとしている意思を感じて結構好きでした。物乞いをペーパーカンパニーの社長にして資金洗浄するという導入も興味深かったですし、題材は好きでした。

 

■バランスがあんまり

本作の微妙なところは、全体の物語の展開のバランスがあまり良くないことです。デーヴァと彼を偶然助けてしまった“マダム”とのなんともいえないぐだぐだなコメディが結構長尺で扱われますし、もう一人の主人公といえるディーパクはイイところがあんまりないですし。物語のオチとしてもそれで良かったのか? 感が強く。

挑戦する意思は感じつつも上手くいかせていない印象です。正直これだったらテンプレもといマンネリだとしても定番の方向性で十分良かったのでは? と感じてしまう印象。

 

 

ネタバレあり感想

注意
ここから先は、映画『クベーラ』のネタバレが含まれます。
ご覧になる際はご注意ください。

 

 

 

終盤の映像乱れについて

一応見せ場らしいアクションシーンの映像乱れがあった

これは映画館側の問題なのか? と思ったがおそらくそうではなく、編集が雑なのだと思う。音声のつなぎがあまり美しくないのはインド映画あるあるだと考えているのですが、本作はそれ以上に終盤の見せ場アクションシーンで映像がガクついていたり効果音がズレていたりする印象で、非常にチープに見えてしまいました。

そもそもその見せ場アクションシーンもゴミ捨て場でのバトルという地味というか泥臭いものなので、まず舞台を選んだほうがよいのではとも思いましたが。

うーん、なんというかデーヴァの「類まれな記憶力」がびっくりするような生かされ方しないのですよね。無事に家に帰ってくるなど、割と地味。最後は結局殴り合うのか~と。せっかくなら頭脳戦みたいなものを見たかったです。エリートに渡り合う驚愕の記憶力みたいな。

 

名称被り

仕方ないのかもしれませんが、割と近くに公開していたインド映画とキャラクター名の被りや印象被りがあって少し混乱しました。「シッダッパ」という名前は、確か『プシュパ』に出ていたキャラクターにいたはず。

そして「デーヴァ」。これは『デーヴァラ』と混同します。こっちは続編も予定していてそこそこヒットしたはずの作品なのでさすがに主人公と似たような名前をつけるのはNGではありませんか?

 

映画『クベーラ』の感想でした。

やはりインド映画は派手でなんぼな気もいたす。まあまあまあ、主人公とヒロインが恋に落ちないという展開の方向性は結構好きでしたが。珍しいですよね。だいたいなんか主人公が女性にモテモテのことが多いのにな。こういうアクションインド映画もあって良いと思います。

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