チネローテル 映画感想ブログ

映画館で観た映画の感想を書くブログ

【映画感想】ミニオンズ&モンスターズ(ネタバレ有)_映画ってさ、サイコーだよね!

こんばんは! チネローテル大家です。

皆さん、ミニオンズってご存知ですか?

……ご存知ですよね。
というか、多分関連映画作品の中でどれか一作はご覧になられている方のほうが圧倒的に多いんじゃないでしょうか。ヒットスタジオ・ILLUMINATIONの代表作であり、あのキャッチーな黄色い妖精(妖精……と判断したのですが、公式的には“生物”以上の何者でもない?)は一度見たら忘れられないデザインをしています。

ただ私、何を隠そうこの年まで、今まで、一度たりともミニオンズの関連作品を鑑賞したことがございませんでした! USJにも行ったことがないので本当に見た目以外何も知らない。あ、あまりにも時代に乗り遅れている! ナウなヤングはミニオンズを皆何かしらは観ているに違いないだろうに(※個人の感想であり偏見な上、そもそも筆者はナウなヤングではない30代異常めき映画館愛民である)……。

そんな私ですが、続編だろうとなんだろうと映画館で上映されていてタイミングが合えば何でも観るというスタイルを取っているためそちらに該当したミニオンズ最新作である本作、鑑賞してまいりました! 

正直自分に合うのか懸念がありましたが……こちら、まさか・まさかの大名作。映画愛溢れる凄まじい完成度の一本でございました。も、もっと流行ってよ?! 『ちいかわ』ばりに流行ったっておかしくないってさあ! いや『ちいかわ』となんで公開時期合わせちゃったんだ……。

 

映画『ミニオンズ&モンスターズ』の感想です。

簡単あらすじ

史上最高のワルに仕えるべく、ミニオンズたちは世界中を旅していた。ただ全てのミニオンが使命にまっすぐではなく、あるミニオン・ジェームスは何より創作を愛していた。旅の最中、彼らがたどり着いたのはハリウッド。「映画」に出会った彼らは役者として抜擢され、大スターに! しかし調子に乗った彼らは大失敗、役者をクビになってしまう。ジェームスはハリウッドの映画監督を目指し友人ヘンリー・エドとハリウッドに残り、他の仲間たちはボスを探し再び旅に出るのだった――

※上記は、筆者チネローテル大家によるオリジナルのあらすじです※

Filmarks短評

 

評価:★★★★★(星5)

 

ネタバレなし感想

■完成度が高い

私が鑑賞したことのあるILLUMINATION作品は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の二作だったのですが、これらを鑑賞した時に思ったのと同様、本作も非常に完成度が高いです。

というかミニオンという、似たような造形だけれどそれぞれちゃんと個性のあるキャラを大量に動かしまくるとかいうことをやってのけているのが正直ドン引きである(褒めています)。対象年令が低めなのもあってコロコロと場面がかわり飽きることなく見ごたえある画面がずっと提供され続けます。怖い。

本作はタイトルに「モンスターズ」とあるように、怪獣バトル要素もあるし。アクションシーンもバッチリ、人間ドラマ(?)シーンも見応えあり。

物語の構成も上手いですよね。突飛な要素はもちろんありますけど、それもある意味面白いというか……まあ、だいぶズルいやり方はしているのですが。でもミニオンズなら許される感じがある。

 

■吹替もほぼ問題なし

日本語吹替版で鑑賞しましたがほぼ違和感はありませんでした。一応ゲスト声優にあたる何名かが若干……若干浮いているように聞こえなくもなかったですが、そんなに気にならない程度だったので許容範囲内です。

個人的にバッテリィズは好きな芸人さんなのでちょっと嬉しかった部分もあります。ゲスト声優が好きな芸能人さんだとこういう、ちょっぴりウレシな気持ちになるんだなと思いました。

思いましたが、別に必要性は感じないんだよなァ……。最近は上手いゲスト声優さんも増えてきているので、基本的にはそういう方をあててほしい気持ちはありけりでございました。

でも本作の良心である映画監督の声優が松平健氏なのは全然気づかなかったです。う、うまい……。

 

ネタバレあり感想

注意
ここから先は、映画『ミニオンズ&モンスターズ』のネタバレが含まれます。
ご覧になる際はご注意ください。

 

 

 

冒頭ちょっと!!!!

『ラ・シオタ駅への列車の到着』!?

ら……『ラ・シオタ駅への列車の到着』!?!?!?!

いわゆる歴史上における映画の知識が薄めの私でさえ、大学の授業で習いましたよ、『ラ・シオタ駅への列車の到着』……!! リュミエール兄弟の代表作の一つ! 電車がただ駅に乗り入れてくるだけの映像ですが、あまりの迫力に観客が逃げ出したという、あの!

本作冒頭では映画の歴史において重要な作品にミニオンズが入り込むというあまりにも素晴らしい映像が連続しているのです。動揺のあまりそこまで覚えてはいませんが多分あの、チャップリンとかもあった。これあれ! あの! 『のび太の絵世界物語』のオープニングと一緒! こういうのに私は弱い!!!

これでまああの、泣いたので、私は白旗を振ってました。聞いてないよ!? 創作、果ては映画監督に憧れるミニオンが主人公なんてさァ!? 事前の予告は観ておりましたがまさかここまで映画愛に溢れているとは想定しておらず。

また細かく見たいなあ、色んなネタがあるんだろうなあ……。

 

ズルい構成の話

本作、細かい部分はハチャメチャです。冒頭の入りからも結構困惑しますし、特にドートとデビーあたりは本当にカオス。なにを見せられているんだ??? となること請け合いです! あとなんでLISA氏が声優をやっているんだ……? 主題歌とかなかったけど……

ですが、これは全部ジェームス監督の作り上げた映画でした! というオチがつくので全部許せてしまう。そりゃあミニオンが監督してたらこうなるか! という謎の納得感すらある。しっかりしたストーリーラインはあり、盛り上がりどころも用意されており、基本的には見事な構成なのですが要素が特殊あじ過ぎるということでございます。

でも仕方ない! だってジェームス監督の作品なんだから!

…ず、ずるい! ずるいけどこういうオチ好きなので私は大満足でした。
あとジェームスにエールを送り、自らが父から譲り受けたカメラを渡すシーンがあまりにも好き過ぎる。こういうのにも私は弱い! 最高!

 

 

映画『ミニオンズ&モンスターズ』の感想でした。

主人公がほとんど言葉を喋らないくせにドラマがちゃんとドラマしている映画、凄い。周囲の台詞だけでフォローしつつちゃんと魅せてくれますからね。ジェームスとヘンリーの友情が本当にイイ。いやあ、こんなね、主人公がほとんど喋らないながらもナレーションなどはほぼ存在せず、けれどしっかりドラマがある作品なかなかないですよ……

 

 

ありますね……。

なんで時期どころか主人公の方向性すら被ってるんだよ!! どうかんがえても悪手だって!!!! 
本作もちゃんと良作なのに……。

 

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