こんばんは! チネローテル大家です。休日の終わる音。悲鳴。労働への足音。牽引。苦。逃避。夜ふかし。
ところで皆さんは、スラッシャー映画はお好きですか? 本作は多分スラッシャー映画に属すると思うのですが、いかがでしょう。殺人鬼というよりは殺人マンションの面々に襲われるという作品なので厳密には違うかもしれませんが。
私は元々、ホラー映画が苦手でございました。というか、ホラーとジャンル分けされるもの全てが苦手でございました。
主な理由としては、霊感のある母親に“悪しきコンテンツ”としてさんざ実体験交えた脅かしを喰らい続けたことなのですが、幼き頃に制限されたものは自由の利く年齢になればむしろ反動で大好物になってしまう、という定番を私も例に漏れず食らっておりまして。今や最も観る映画のジャンルがホラーかと思われます。

嘘でした。ヒューマンドラマが一番多かった(多分恋愛系もこちらに区分しているせいでしょう)。というか書いておいて気づきましたが月ベスト4月版書けてない! どこかで書かねばなりません。スミマセン。
話を戻すと、かつてホラーが苦手だった私はスラッシャー映画をほぼ観てこなかったのです。近頃の流行りはなにせ怪奇モノやモキュメンタリーが多いでございますから。ヒトコワ系でも暴力に振ったものは少ないですし。
そんな中、本作は気持ち良いまでの人間暴力系映画! 楽しめる方は楽しめる、苦手な方はとことん苦手だろうな~というある意味分かりやすい作風。本作、私は大好きでございました!
映画『ゼイ・ウィル・キル・ユー』の感想です。
簡単あらすじ
※上記は、筆者チネローテル大家によるオリジナルのあらすじです※
Filmarks短評
映画『ゼイ・ウィル・キル・ユー』のレビューを書きました! https://t.co/1Fz1hG9vJA #Filmarks #映画
— チネローテル大家 (@cinerotel) 2026年5月9日
クソ楽しい映画でした
予告では書かれてないとある設定が出た瞬間笑顔になってしまいました ド好み‼︎
評価:★★★★★(星5)
※R15+の暴力描写あり(年齢制限的には刺激低め)
ネタバレなし感想
■君たちは予告がうまい!
とりあえず本作の予告をどうぞ。
楽しそうですよねェ!
実際、本当に楽しい映画でした! この予告を見て「楽しそう!」と思える方はお楽しみいただけるかと思います。予告から伺える通りアクションは素晴らしいですし、雰囲気も抜群。独特な空気感、ホラーなのにコメディっぽさもあり、とにかく好きな方には間違いなく刺さります。
とはいえ、ストーリーらしいストーリーは比較的薄め(個人的にはそれでも「割とあるな」と思ったのですが)ので、その辺りを求められる方には向いてないですね。
で、しかもこの予告にはない「とある設定」がありまして、それをよく隠して宣伝したな~と感心いたしました。本当にね、もう私はその設定が古今東西の創作物において大好きで……詳細はネタバレにて。
それはそれとして公式サイトのコレのセンスはさっぱりわからない。

引用元:『ゼイ・ウィル・キル・ユー』公式
そもあらすじ文言の時点でだいぶやる気を感じないでございますからね。「…」と「。。。」で表記がぶれているし。というか今日日「。。。」で沈黙を表現するという現象、公式サイトのような真面目な場所で見たことないでございますよ。どういうセンスなのだ!
公式サイトはやる気がない。そういうこともあります。
■一応分類としてはホラーにしたのですが…
ほぼアクションな気がいたします。はい。
とはいえ、一応ホラーっぽい描写もなくはないので。なくはないってなんだよ。まあ根底にあるものはホラーなので。多分。そういうことで一旦ホラーといたしますよ。
あとなんだかんだ本作、ずっと主人公が無双しているわけではございませんからね。激しいシーンと静かなシーンは結構切り替わる印象。
ネタバレあり感想
ご覧になる際はご注意ください。
やったーー!! スラッシャーし放題だーーー!!
「バージル」には、生贄を捧げなくてはならない。
事前の予告でそれだけは明かされていました。ほほう殺人マンションの設定としてはなるほどと納得。そして私はてっきり、鑑賞前は「マンション自体が悪魔に呪われているか何かで、そうしないと住人は全員死んでしまうとかそういうアレなのかな」と予想していました。
まさか、生贄を捧げることで不老不死のリストに名を連ねることができるとは。
まさか、ホラー映画において不老不死者がこんなにドバドバ出てきてくれるとは!!
この設定が明かされた時私は飛び上がって喜びかけました。もちろん映画館の座席だったので自重いたしましたが。つまりどんだけ切られてもぐちゃぐちゃにされても燃やされても爆発しても元通りでございます。何度でもでございます。何を隠そう私、不老不死という設定が古今東西あらゆる創作物の中でおそらく五本の指に入るくらい大好きなものでして!
少し前に上映していた『アンティル・ドーン』(※ゲームではなく実写映画の方です)も大好きだったのですが、本作とも若干類似点のある設定がございました。厳密にはタイムループで巻き戻るという形ではございましたが。そらね、『アンティル・ドーン』が好きなら本作も、少なくとも設定周りは間違いなく好きでございますよ。不死は不死が多ければ多いほど状況がめちゃくちゃになってもOKなので最高です。
ホラー・アクション作品において、害するもしくは害されるものが不老不死であるという設定は本当に最高のマッチングでございます。予算が続く限りいくらでもドンパチやっていただけますからね。とはいえ本作は中盤以降明らかに息切れをしてはいるのですが、あれはあれで私は好きだったので満足してしまいました。おそらく予算があったら仮面ライダーの劇場版よろしく巨大なCG悪魔とのバトルになっていたのだろうな……。
悪魔のデザインが好き
要するに豚の頭だけで、しかもそこに直接人の名前が書き込まれている、という、まあ人によってはチープ過ぎる外見なのですけれども、もう私はこのデザインが好きで好きで。その頭を人間が被ればあっという間に悪魔的パワーを手に入れて楽しいアクションレッツゴーなのもほんま楽しすぎる。
そんで最後丸焼きになって超高速お届けモノです!! されるのが面白すぎてあのシーン大好きなんですよね。ファイヤーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こういうバカみたいなアクション映画がいま必要とされています。バージル、全体的に雰囲気好きなんだよなあ。高級マンションってどうしてこんなにわくわくするのでしょうねえ。普段ご縁がまったくないからでございますかね。まあ、はあ。はい。庶民。虚しみ。
それはそれとして肉欲の階はよくわからなかった。要る?
あれ結局変なカッコした人たちが部屋から出てくるのが絵的におもしろいからやりたかっただけな気はする。
日本人はスケベより食べ物の方が惹かれる、って某成人向け玩具メーカーのアンケートでも出ておりましたから、食べ物の階が欲しいよ。待てよこの映画は洋画だから表現としては正しいよ。そうだったわ。日本版ゼイ・ウィル・キル・ユーでは肉欲の階は食欲の階になります。よしなに。よしなに。
姉貴つええ!!
ホラー映画あるある、ありえん強い姉貴。
刑務所ぐらしというだけではあまりにも理由が弱くないか? という話もありそうではございますが、まあ、言うて姉ってそういうものでございますから(暴論)。妹のためには狂えるものでございます。尚、妹と血はつながってなくてもよい。ネキというやつでございます。少なくともこの手の創作においては姉貴は最強である。ほら『層間騒音』『鬼胎』『VENUS/ヴィーナス』とか。
本作の味付けはだいぶ『VENUS/ヴィーナス』の方向性だったと思います。多分結構マイナーだったかもしれませんが、自分『VENUS/ヴィーナス』も大好きだったので本作が好きなのはさもありなん。
映画『ゼイ・ウィル・キル・ユー』の感想でした。
こういう映画ばっかり上映してほしい気持ちもあるものの、やはりホラーは幅広くなければならないというのもある。本作は観ている側も一緒に楽しめるワクワク系ホラーでしたが、本格派には程遠いといえばその通りでございますからね。いろんなホラーがあっていい。人間と一緒だ。
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