白とは何なのだろうか?
映画『白い車に乗った女』の感想です。
簡単あらすじ
※上記は、筆者チネローテル大家によるオリジナルのあらすじです※
Filmarks短評
映画『白い車に乗った女』のレビューを書きました! https://t.co/pQUCOX51Xe #Filmarks #映画
— チネローテル大家 (@cinerotel) 2026年4月25日
面白い
スタッフロールが短すぎて驚きました かなり低予算なのだろうか やはりこの手の映画は韓国がずば抜けて良い印象です
評価:★★★★(星4)
※若干の暴力描写あり
ネタバレなし感想
■ヒトコワホラーといえば韓国!
この手の作品なら韓国映画がピカイチだと思っています。ヤバい人間の解像度が異様に高いのは良いことなのかわかりませんが……。『秘顔/ひがん』といい、『侵蝕』といい本当にこう、ヒステリー女性とかどこか壊れかけたところのある男性とか、人間性に何らかの歪さがあるキャラクターが非常にしっかり描かれている。なんなのでしょうこのリアリティは。
■分かりやすさに重きをおいた構成
本作はいわゆる“解決編”のパートが結構長めです。そこを冗長ととるか、分かりやすく見やすいととるかは鑑賞者次第でしょう。私は正直ちょっと長いかなと感じてしまいましたが、分かりやすく思えたのも事実です。ちょっぴり複雑ではございますからね。
まあ……あとかなりご都合主義の展開があるのですが、こればっかりはそもそも彼女の置かれていた状況が理不尽すぎるのでよしといたします。
ネタバレあり感想
ご覧になる際はご注意ください。
姉……
姉さあ……。何?
精神疾患を抱えた(と勝手に決めつけた)妹の財産を食いつぶす姉、実際にあり得るのだろうか。そこまで韓国の診断はザルではないと信じたいのですが。とはいえ表面化させるのも難しいのかも。
精神疾患を抱える若者が多いという問題はあるのですね。ううむ……。
同じく韓国映画の『殺人の追憶』や『母なる証明』で知的障害者が犯罪者扱いされる、という描写があったのをよく覚えているのですが、本作ではそこまで行かずとも「精神異常者はまともに取り合うだけ無駄」みたいな空気がありましたよね。そしてその空気をドギョンは利用したと。
本作、結局のところ法律であったり、それこそ警察の手では救えない人達がいるという結構しんどい終わり方なのですよね。そのことをヒョンジュも自身の経験からわかっているからこそ、真実を暴かないことにしたのだろうなあと。それはどれほどに無念だったことか。無力だったろうか。
物事は白黒はっきりしないほうが幸せなのかもしれない……とわかっていたとしても、あんまりだ。
映画『白い車に乗った女』の感想でした。
本作はネタバレありでもあまり語ることがありません。導入と話の解明が見どころではありつつ、真相だけですとシンプルですので。役者陣のイイ演技を是非ともご覧ください。地味にDV男(仮)の演技が好きでした。外見の解像度がミョーに高い。

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